- ロシアの検索エンジンに関して興味がある人
- ロシア版のグーグルって何かと思っている人
- 今後のヤンデックスに関して発展性を感じている人
に向けた記事になっています。
ぜひ最後までご覧いただけたら幸いです。

ロシア発祥のインターネット検索エンジンがあることすら知りませんでした、土偶です。グーグル一強の検索エンジン市場ではありますが、旧ソビエト諸国ではロシア語で検索できることが唯一の武器になっているようです。(百度、ヤンデックスはそれぞれ中国とロシアに特化)
ヤンデックスは、ロシアのインターネット企業。
ロシアのインターネット検索エンジンを運営する。
ユーザー向けに、高度な検索機能による迅速かつ容易な情報検索を可能にするオンラインサービスを提供するほか、企業向けにオンライン広告プラットフォームを提供する。
企業概要

社名:Yandex
所在地:オランダ スキポール(登録はオランダ、本社はロシア モスクワ)
創立:1997年9月23日
上場市場:NASDAQ(2011年5月上場市場開始、2014年6月にモスクワ証券取引所に上場)
カテゴリ:IT & Communications
CEO:Arkady Volozh
従業員数:11,864人
公式HP:www.yandex.ru
当初は「YetAnotheriNDEXer」の略語であった。
ロシアの検索市場で6割のシェアを持ち、2位グーグルの26.5%を大きく引き離す。
沿革
1989年 検索技術の開発を開始
1993年 学生時代からの友人であるアルカディ・ヴォロズとイリア・セガロビッチは、検索ソフトウェアの開発に協力して、検索技術を表す「Yandex」という単語を発明。
1997年 yandex.ruウェブサイトを立ち上げ。
1998年 検索エンジンでコンテンツターゲット広告を開始。
2000年 Yandex LLCは旧キプロスの親会社の完全子会社として設立。
2005 ウクライナに事務所を開設。
2007年 企業再編を実施。YandexNVがグループの親会社となる。ウクライナのユーザー向けにカスタマイズされた検索エンジンを導入。
2008年 モスクワのデータセンターとウクライナのUA-IXの間の帯域幅を5倍に増やす。
2009年 独自の機械学習手法であるMatrixNetを開発。
2013年 翻訳モバイルアプリに英語のユーザーインターフェースを追加。
2017年 Android、iOS、およびMicrosoftWindows用のインテリジェントパーソナルアシスタントであるAlisa(Alice)を発表。
2018年 モスクワで自動運転車の最初のテストを披露。スマートフォンを販売。

2021年 市内で自律走行車のテストを開始する。
ロシア、イスラエル、米国で3年以上にわたり自動運転技術をテスト。
主な事業

ロシアでの検索プロバイダ事業を展開。
トルコやウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンにて検索サービスの提供。
ヤンデックスニュースやヤンデックスマーケット、ヤンデックスメール、ヤンデックスマップスなどの、個別化・地域性のある専用検索サービスの提供も行っている。
Yandex検索
Yandex Searchは、オンラインで入手できる膨大な範囲の情報にほぼ瞬時にアクセスできる、ロシアを代表する検索エンジン。
ロシアにはMail.ru(メイルルー)という検索エンジンがあるが、今はYandexとGoogleの2強という状態である。
ロシアに特化した検索エンジン
ロシアで2000年代初頭から検索エンジンを提供していたことに加え、ロシアに特化したローカルエンジンとして地位を確立。
Yandexはロシアとその周辺国のみというブルーオーシャンを見出し、集中してサービスを展開。
Yandex.Phone

5.65インチの Android スマホ、1万7,990ルーブル(約270米ドル)で販売。
Qualcomm Snapdragon 630プロセッサー、RAM4GB、64GB のストレージ(拡張可能)、1,600万/500万画素のデュアル背面カメラを搭載、「Quick Charge 3.0」対応の3050mAhバッテリー。
ハンズフリーで利用できる同社の人工知能(AI)アシスタント「Alice」をはじめ、Yandex版「Android」で動作する多数の自社開発アプリがインストールされている。
Aliceは音声コマンドに対応しており、各種の通知、交通情報、天気予報などをコンシェルしてくれる。
Yandexの財務

2020年には60億ドル、2010年には0.9億ドルと大きな成長の可能性を秘めているIRのプレゼンで展開。

2021年通年のヤンデックスグループの総売上高は3,300〜3,400億ルーブルになると予想。
売上高が、2020年と比較して2021年中に3倍に増加すると予想。
また、物流サービスを除いたオンラインタクシー注文サービスの総旅行額は、2020年と比較して2021年中に約60%増加すると予測。
まとめ
- ロシアのインターネット検索エンジンを運営
- ロシアの検索市場で6割のシェアを持ち、2位グーグルの26.5%を大きく引き離す
- 個別化・地域性のある専用検索サービスの提供
- 2021年 市内で自律走行車のテストを開始する。
- ロシアにはMail.ru(メイルルー)という検索エンジンがあるが、今はYandexとGoogleの2強という状
- 売上高が、2020年と比較して2021年中に3倍に増加すると予想
おわり

米国株関連のオススメ書籍をご紹介します!
これらの書籍で志を高めることにしました。
コメント