- ヤラ・グループとは一体どんな事業を行っている企業なのかを知りたい人
- ヤラ・グループのビジネスモデルを詳しく知りたいと思っている人
- 今後のヤラ・グループの展望に関して興味がある人
に向けた記事内容になっています。

土偶です。
Yallaとは「ヤッラ」という発音で、「さあやるぞ」や、「行くぞ」という場面、「よっこらせ」という場面ではアラブ人の言葉。

一体この企業はどのような事業形態をしているのでしょうか?
ますます気になります。
ヤラ・グループはアラブ首長国連邦(UAE)のソーシャルネットワーキング(SNS)プロバイダ。
ボイスチャットを基盤とするSNSプラットフォームYallaを運営。
同プラットフォームは同時に10人までが同時に会話できるボイスチャット機能、メッセージ機能、オンラインゲーム機能を備える。
企業概要
社名:Yalla Group Ltd
本社所在地:UAE ドバイ
創立:2018年2月(2020年9月30日にNYSEにADRにて上場)
上場市場:NYSE
カテゴリ:IT & Communications
CEO:Tao Yang
従業員数:374人
公式HP:www.yallatech.ae
中東、北アフリカ地域向けにボイスチャットSNSを運営する企業

日本のLINE、中国のWechat、米国のWhatsApp的な立ち位置の通信系のアプリ企業 。
その他にアプリゲームも開発している。
またプラットフォームは仮想アイテムを販売し、アップグレードサービスを提供。
以前はFYXTechCorporatioとして知られていた。
CEOは中国人のTao Yang氏。
中東、北アフリカ諸国
Middle East(中東)とNorth Africa(北アフリカ)の頭文字から【MENA】と呼ばれている。
中東と北アフリカを合わせた市場のこと。
主にサウジアラビア、アラブ首長国連邦 (UAE) 、クウェート、カタール、オマーン、バーレーン、トルコ、イスラエル、ヨルダン、エジプト、モロッコの11ヶ国を指す。
オイルマネーが豊富で労働力も比較的安いことで注目されている。
人口増加率も高くネクストBRICsとして注目が集まっている市場。

昨今では各国が単なるオイル産出国ではなく潤沢な資金と安価な労働力を活用した産業育成に取り組んでいる。
Yallaのアプリ

Yallaのアプリはアラビア語、トルコ語、英語、インドネシア語など8言語に対応。
中国の浙江省杭州と広東省深圳に拠点を構える。
しかし中国語には非対応である。
「Yalla」と 「Yalla Ludo」
主力サービスは音声チャットルームの「Yalla」とオンラインゲームの「Yalla Ludo」(イエーラ・ルード)。
地域の人々と地域の文化に合わせて特別に調整された、同社の主力モバイルアプリケーションであるYallaは、主にYallaルームを備えている。
中東市場のVISION
中東および北アフリカ諸国の年齢の中央値は29.8歳である。
一方米国の38.5歳や中国の38.4歳に比べて人口に占める若者の比率が高い。
CEO Tao Yang(楊濤) という人物
中国の北東大学でコンピューターサイエンスの修士号を取得。
同じ学校でコンピューターサイエンスの学士号を取得。
国有通信機器大手の中興通訊(ZTECorporation)に勤務。
10年間、ZTE Corporationを辞める前は、ZTECorporationアブダビ支店のゼネラルマネージャーを務める。
ZICT Technology Co.、Ltd.、2015年6月から12月。2013年9月から2015年6月まで、Yang氏はBeijing Feinno Communication Technology Co.、Ltd。の副社長。
2018年2月から Yallaグループの取締役会会長。
Yalla Group の財務

まとめ
・ ボイスチャットを基盤とするSNSプラットフォームYallaを運営。
・ 日本のLINE、中国のWechat、米国のWhatsApp的な立ち位置の通信系のアプリ企業
・ Yallaのアプリはアラビア語、トルコ語、英語、インドネシア語など8言語に対応
・ 主力サービスは音声チャットルームの「Yalla」とオンラインゲームの「Yalla Ludo」(イエーラ・ルード)
おわり
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