- トリップドットコムとは一体どんな企業なのかと知りたい人
- 日本におけるトリップドットコム・グループの立ち位置を知りたい人
- 今後のTCOMの見通しを知りたい人
に向けた記事内容になっています。

2020年新型コロナウイルスの猛威にて旅行業界が大ダメージを受けて海外国内旅行はほとんどキャンセルとなったと聞きます、土偶です。
オンラインでの旅行予約サイトは数あるなかで、TCOMは世界規模で言うと大規模であると思います、航空機のオンライン予約システムも保有しているとは知りませんでした。
トリップドットコム公式HPhttps://jp.trip.com/(日本語版)
TCOMの概要

Trip.comグループ(NASDAQ:TCOM)は、Trip.com、Ctrip、SkyscannerおよびQunarをブランドに持つ。
多彩な旅行商品をワンストップサービスで旅行サービスプロバイダー。
モバイルアプリ、ウェブ、24時間356日対応のカスタマーサポートなど高度なトランザクションを可能とする。
トリップドットコム・グループは中国の大手オンライン旅行代理業者。
ホテルの予約、航空券の予約・発行、パッケージツアーサービス、レンタルカーなどの旅行関連サービスを展開。
幅広い旅行情報を集約した旅行サイトCtrip.comを通じて中国主要都市の観光情報を発信、低価格のホテルや航空券の検索・販売を行う。
中国最大手オンライン旅行会社(OTA: Online Travel Agent)
1999年6月にCtrip(シートリップ)の名称で設立。
梁建章(James Liang)を中心に、范敏、季琦、沈南鵬を加えた4名により共同設立。
2003年にはNASDAQ市場に上場。
従業員数は44300人以上である。
現CEOは孫潔。
元祖シートリップ(携程旅行网)は旅行口コミサイト
本社は中国・上海で、東京やニューヨーク、エディンバラ、シドニー、香港、ソウルなどにも拠点を置き、提携ホテルは200ヶ国の140万軒、フライトは5,000都市200万路線に対応する。
2016年11月、旅行メタサーチを運営する英国のスカイスキャナーを約14億ポンド(およそ2000億円程度)で買収。

2017年に同社が米国カリフォルニア州に拠点の旅行計画サービスであるTrip.com(旧名Gogobot)を買収。
2019年11月、統括企業の社名をTrip.com Group Ltd.(トリップドットコム・グループ)に変更。
「あらゆる旅を最高に」をミッションに、世界で最もよく知られている旅行ブランドへと成長している。
LCCエアアジアと戦略的パートナーシップを結ぶ
プラットフォーム上で、接続便の乗り換え情報、マーケティングなどで協業するとしている。
航空予約サービスだけじゃない
海外旅行者向けに、フライト、ホテル、空港送迎、現地アクティビティーなどの一気通貫の予約サービスを展開。

エアアジア・グループのプラットフォームは近年、航空予約サービスだけでなく旅行、ライフスタイル、金融サービスなども提供する総合サービスに進化しているところ。
CEOは孫潔Jane Jie Sun(ジェーン・スン)

1969/1970(50〜51歳)生まれ。
フロリダ大学でビジネスの学士号を取得し、北京大学のロースクールで法学修士号(LLM)を取得。
キャリア
カリフォルニア州シリコンバレーの監査マネージャーとしてKPMGに5年間勤務。
997年から2005年までアプライドマテリアルズのSECおよび外部報告部門の責任者。
CFOとして2005年にCtrip(シートリップ)のに参加。
2012年5月にCtrip(シートリップ)のCOOに、そして2016年11月にCEOに就く。
1995年JohnWuと結婚。
彼はYahooの初期の従業員の1人で、現在は自身の投資会社であるFengHe FundManagementを運営。
日本におけるトリップドットコム・グループの立ち位置
日本語サービスはTrip.comのブランド名で、航空券・ホテル・鉄道の予約サービスが提供。
日本法人「Ctrip Japan」は2014年5月に開設。
Trip.comグループ日本代表 蘇俊達

地域・国内の旅行業再興に注力しつつ、グローバル市場の復興も推進。
Trip.comグループでは、感染拡大が確認され始めた2020年1月末にはキャンセルポリシーを発表し、何百万ものお客様が補償を受けられるように支援を実施。
世界中のパートナー様と緊密に連携しながら、お客様の安全を第一に無料キャンセル補償の対応を取ってまいりました。
また、新型コロナの感染拡大防止策を講じているホテル様に対して、安心安全のバナーを表示し、お客様に情報を提供。
その他、旅行計画の流動性に対応できるよう、フレックス予約も導入しました。
お客様の旅行の計画の変更を余儀なくされるなか、人の移動や交流を進める観光のビジネスにおいて、感染拡大予防に最大限の責任を果たしてきております。
Trip.comグループ日本代表 蘇俊達
TCOMの財政
ナスダックから上場廃止?
新型コロナウィルス感染症による経営悪化をめぐり、米ナスダックから上場廃止のための資金調達について潜在的な投資家と交渉を開始か。
すでに複数名のプライベートエクイティー(PE)やテック大手を含む投資機構とコンタクトを取り、株式非公開化を検討。
純利益は前年の1億6,170億ドルから10億ドルに急増しましたが、目先の業績は新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込むと同社は予想。
同社のCEO孫潔は中国の国内旅行市場が数カ月内に通常の状態に戻ると考えている。
まとめ
- 多彩な旅行商品をワンストップサービスで旅行サービスプロバイダー
- Trip.com、Ctrip、SkyscannerおよびQunarをブランドに持つ
- 提携ホテルは200ヶ国の140万軒、フライトは5,000都市200万路線
- 「あらゆる旅を最高に」をミッションに、世界で最もよく知られている旅行ブランドへと成長
- CEOは孫潔Jane Jie Sunは2012年5月にCtrip(シートリップ)のCOOに、そして2016年11月にCEOに就く
- CEO孫潔は中国の国内旅行市場が数カ月内に通常の状態に戻ると考えている
終わり
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