【本当にメリットあるのか】デパート友の会という名の投資案件はどうなのかと思った件

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つぶやき
こんな人におすすめ!
  • デパート友の会に入会を検討している人
  • そもそもデパート友の会とは何か知りたい人
  • デパート友の会は本当にメリットがあるのか知りたい人

に向けた記事内容になっています。(大手旅行代理店で出している旅行積立も同様な考え方です。)

土偶
土偶

大手百貨店では必ずと言って良いほどある、デパート友の会でありますが、本当にメリットがあるのだろうかと疑問に思っています、土偶です。

毎月積立して、12ヶ月の満期に13ヶ月分の積立金が返戻されるシステムが一般的です。

一見良いんじゃない?っと思ってしまうのはわたしだけでしょうか?

そもそもデパート友の会って何?

基本的には、百貨店での積立型のショッピングサービスのことで、満期になるとボーナスがもらえるシステム

多くの百貨店で導入

毎月、決められた額を百貨店に積み立てると、1年後(もしくは半年後、自分で設定した期間)の満期時に「ボーナス」が加算。

12ヶ月間積立したら、満期には12ヶ月分の商品券プラス1ヶ月分の商品券を手にすることができる

大手の旅行会社、航空会社に一定金額を積み立てる制度を旅行積立と言い、満期時にはプラスされた旅行カードや旅行券を受け取ることができる。

利回りは高い

単純比較はできないが、銀行預金に比較すると高利回りなのは事実である。

上記のプラス1ヶ月ボーナスは、年利換算すると、約15.3%

旅行積立は年利に換算すると、1.5~3%が多い。

受け取り時に課税されない

金融商品はキャピタルゲイン、インカムゲイン共に受け取り時はもちろん課税対象で日本国内では20.315%の税金が課税される。

だが、デパート友の会の積立には課税されない。直に1ヶ月分のボーナスが受け取れる。

友の会の会員は優待サービスが多くある

提携のレストラン・ホテル・ゴルフ場・各種レッスンなどが会員優待価格で利用できる。

お中元やお歳暮ギフト購入の際に割引優待を受けられる。

また買い物途中に疲れた場合にはサロンやラウンジで休憩できるサービスも付属する場合もある。

百貨店内ほぼ全ての商品に利用可能

当該対象の百貨店であれば、商品券は全てに利用可能である。

例えそれが、レストラン・デパ地下の食品であろうが。

例えそれが、セール期間中の割引商品であろうが。

デメリットはないのか?

これだけ良いこと尽くめで、むしろデメリットなんてあるのかと思われているでろうが、友の会に入会して積み立てることのデメリットも多くある。

限定的で、流動性がない

積み立てた金額、ボーナスで貰った金額は全て当該対象の百貨店でしか利用できない商品券やプリペイドカードとして付与される。

現金ではない。ポイントもつかない。

その商品券なりプリペイドカードを利用するには当該対象の百貨店に行かねば利用できないことを意味している。

百貨店の相場は割高

値引き対象の商品は百貨店には置いていないのが一般的である。

基本的に標準価格またはそれ以上の価格で販売されているのは普通でる。

ネット通販サイトで見ればもっと安く手に入る商品は多い。

無駄買いの心理に陥る

商品件があるから、使わねば的な心理になって、必要ではない「これいつ使う?」的な商品まで買ってしまうことが起こる。

割高のほとんど使わない商品を購入するために積立していたんですか?となりかねない

倒産、破綻、都合での制度変更

残高が全額戻らない可能性が非常に高いリスクがある。

一店舗に全集中で積立投資的な考え方は避けたい。

また当該対象の百貨店の都合で勝手に友の会の制度を改定されることもある。改悪のリスクも多いにある。

換金できないのか?

そこで考えてしまうことは、換金できないのかといったこと。

商品券を直接現金化はできないにしろ、商品購入後、値上がり後に売却で利益を出す考え方。

商品券やギフト券・ビール券、収入印紙や切手などは買うことができない

商品券をチケットショップ等に転売換金することは出来ないようにガードされている。

まとめ

頻度でメリットあり、でも流動性と一点集中はイヤ
  • 百貨店での積立型のショッピングサービスのことで、満期になるとボーナスがもらえるシステム
  • 12ヶ月間積立したら、満期には12ヶ月分の商品券プラス1ヶ月分の商品券を手にすることができる
  • デパート友の会の積立には課税されない
  • 商品券なりプリペイドカードを利用するには当該対象の百貨店に行かねば利用できない
  • 商品券やギフト券・ビール券、収入印紙や切手などは買うことができない
  • 商品券をチケットショップ等に転売換金することは出来ない

終わり

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