- フェラーリの概要を知りたい人
- フェラーリの株価の推移が気になる人
- フェラーリ自体は変えないが、フェラーリの株を取得してオーナーになりたい人
に向けた記事になっています。
ぜひ最後までご覧いただけたら幸いです。

イタリアの高級車フェラーリがコロナ禍の不況を跳ね除けて好調であります、土偶です(@doguu_portfolio)なぜこのコロナ禍の状態で株価が好調なのでしょうか?
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フェラーリは高級スポーツカー・メーカー持株会社。
子会社を通じ、イタリア・マラネッロで設計と製造を行い、世界中で販売する。
スポーツカーは7車種で「458イタリア」、「488GTB」、「458スパイダー」、「488スパイダー」、「F12ベルリネッタ」、「458スペシャル」、「458スペシャルA」、GT車は「カリフォルニアT」と「FF」を含む。
企業概要

社名:Ferrari NV
所在地:イタリア エミリア=ロマーニャ州マラネッロ(実質的本社)
創立: 1947年, イタリア マラネッロ
上場市場:NYSE(2015年にIPO)
カテゴリ:Consumer Products
CEO:Amedeo Felisa
従業員数:2,858人
主にレーシングカーと、高級スポーツカーのみを製造している自動車メーカー。
フィアット・クライスラー・オートモービルズの子会社として動作。
沿革

1947年にイタリアでエンツォ・フェラーリによって設立された会社。
第二次世界大戦後、主にレーシングカーの開発を開始。
レーシングカーと高級スポーツカーのみを生産し、富裕層のみをターゲットを絞る、選択と集中のビジネス戦略を徹底的に取り続けた結果、経営が安定していなかったために、フィアット傘下に入る。
経営が安定化し、その中で品質の向上、安全装備、快適装備が充実し、限定生産により希少価値を生む手法を更に拡大し、年間総生産台数の上限を設けたことで、より希少価値が生まれた。
生産台数を絞り、富裕層の飢餓感を煽っているので、中古車価格は中々下がらない仕組みを作った。
マーケット

現在、世界の60カ国以上に拠点を構え、182のディーラーと204の販売店を持つ。
欧州・中東・インド・アフリカを含むEMEA、米州、大中華圏及びアジア太平洋地域の他の地域(大中華圏を除くAPAC)4つの地域市場。
さまざまな商品の生産・小売業者にフェラーリブランドのライセンスを付与する。
all-electric Ferrari
電気自動車に否定的だったフェラーリが2025年に発表。
2月には2023年よりWEC(世界耐久選手権)のLMH(Le Mans Hypercar)カテゴリーへの参戦を発表し、ハイブリッドプロトタイプカーを使用するLMHへの参戦が、新しいフェラーリ製EVへの技術フィードバックに役立てられる可能性が高まる。
フェラーリの財務

コロナウイルスの影響下でもフェラーリは継続成長。
2019年が870台に対して2020年は1085台、2020年度のフェラーリの新車登録は1000台超えた。
ちなみにランボルギーニは2019年が678台→631台。マクラーレンは、2019年が353台→205台。

コロナ禍
フェラーリオーナーたちの寛大な寄付が集まったことで、従業員を解雇するどころか、給料も据え置きで支払い続けることが可能だった。
いまフェラーリを購入する人はコロナ禍の困難な時期を耐えている自分へのご褒美だと考えていると、フェラーリ社は見ている。
フェラーリが強固な財政基盤を持つラグジュアリーカーメーカーとして優位に立っている。
アフターコロナ
新型コロナ発生以降、フェラーリは7週間にわたって工場を封鎖。新規のオーダーが入らないうえ、高年式の中古車がだぶつき始める。
車両の大半を、顧客から前払金を受けて生産しており、工場が一時的に閉鎖されたとしても、売上に及ぼす影響を抑えらたことが大きい。
新車の販売台数は前年比で10%減となったが、20年の第4四半期は、販売台数が同13%増加。収益も同15.4%増。
「モンツァ」モデルをはじめとする超高級車は、同15%も出荷台数が伸びている。
21年は第1四半期で、販売台数は前年比1.2%増、純利益は同24.1%増。
まとめ
- 主にレーシングカーと、高級スポーツカーのみを製造
- フィアット・クライスラー・オートモービルズの子会社
- 世界の60カ国以上に拠点を構え、182のディーラーと204の販売店を持つ
- 電気自動車に否定的だったフェラーリが2025年に発表
- 21年は第1四半期で、販売台数は前年比1.2%増、純利益は同24.1%増
おわり

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