- そもそもコルボとはどのような企業なのか知りたい人
- コルボの主な事業を知りたい人
- 5G通信技術とコルボに関して興味がある人
に向けた記事になっています。
ぜひ最後までご覧いただけたら幸いです。

4Gから5Gへと通信は更に速度を上げ、容量は拡大していきます、土偶です(@doguu_portfolio)半導体の性能自体で大きく左右されるモノなのです。
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コルボは米国の半導体メーカー。
主にモバイル、インフラ、防衛・航空宇宙アプリケーション向けにコア技術および無線周波数(RF)のソリューションを提供。
ISO9001、ISO14001、ISO/TS16949認定製造施設を所有し、ガリウム砒素(GaAs)、窒化ガリウム(GaN系)、バルク弾性波(BAW)技術、製品およびサービスを提供する
社名:Qorvo Inc
所在地:米国 ノースカロライナ州 グリーンズボロ
創立:1991年(TriQuintSemiconductorとRFMicro Devicesの合併によって2015年1月1日に設立)
上場市場:NASDAQ
カテゴリ:IT & Communications
CEO:Robert A. Bruggeworth
従業員数:8,400人
公式HP:www.qorvo.com
次世代高速通信規格である5Gや有線通信の高速化・無遅延化に不可欠な高周波(RF)半導体や増幅器、電源管理製品などの設計・開発・製造を行う。
モバイル関連の売上比率が71%、インフラや防衛向けが29%
売上の3分の2は、iPhoneなどのスマホ向けのRF(ラジオ周波)半導体ですが、残りの3分の1は防衛宇宙関連で、具体的にはミサイルに搭載される半導体や人工衛星に搭載される半導体である。
5Gチップはアップルだけではなくコルボはサムスンやシャオミなどでも使用。
ノースカロライナ州グリーンズボロー工場、テキサス州リチャードソン工場、オレゴン州ヒルズボロー工場でガリウムひ素半導体を製造。
主な事業
Qorvoは次世代システムを可能にする製品を提供。
従来のシリコンベースではなく、高周波数帯の通信と親和性があるガリウムをベースとした新型半導体の開発では世界トップクラス。
しかし、ガリウムひ素は猛毒のため、新規の半導体製造工場を立ち上げにくい。
アンプ
アンプポートフォリオは、RF業界で最も幅広いコンポーネントの選択肢を提供。
モバイルデバイス、ワイヤレス接続、ネットワークインフラストラクチャ、防衛/航空宇宙など、さまざまなアプリケーションで使用。
コントロールプロダクト
無線トランシーバーのRF電力、ゲイン、周波数、および位相の制御に使用されるさまざまな減衰器、リミッター、移相器、およびプログラム可能なコンデンサーのアレイを含む、さまざまなRF制御コンポーネントを製造。
ダイレクトトランジスタ
GaAspHEMTSやGaNHEMTなど、さまざまな高出力および高周波RFトランジスタを、ダイとパッケージの両方の形式で提供。
5Gの未来

これまでモバイルワイヤレスでは考えられなかった周波数に到達する大規模なブロードバンドであり、3.4 GHzを超え、さらには30GHz以上にまで達する。
5Gは、キャリアアグリゲーションと大規模MIMOを最大限に活用して、データのストリーミングに非常に効率的であり、自宅や会社への1 Gb / s接続を取得するための選択肢が増えることになる。

5Gの基地局で使用されるコンポネントの開発に積極的に取り組む。
米国 | 大手4社とも18年後半または19年前半でのサービス開始を発表。 |
中国 | 2018年6月の商業サービス開始を目指す。 (現時点でサービス開始は確認されていません。) |
韓国 | 2019年に一部市場でサービス開始を計画。 |
日本 | ドコモが2020年までのサービス開始を計画。 |
ドイツ | 2020年の商業サービス開始を計画。 |
英国 | EEが2022年のサービス開始を計画。 |
Qorvoの財務
まとめ
- 次世代高速通信規格である5Gや有線通信の高速化・無遅延化に不可欠な高周波(RF)半導体や増幅器、電源管理製品などの設計・開発・製造
- 売上の3分の2は、iPhoneなどのスマホ向けのRF(ラジオ周波)半導体ですが、残りの3分の1は防衛宇宙関連で、具体的にはミサイルに搭載される半導体や人工衛星に搭載される半導体
- 従来のシリコンベースではなく、高周波数帯の通信と親和性があるガリウムをベースとした新型半導体の開発
おわり
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以下の書籍で基本を学びました。
皆さまの参考にして頂けたら、と思っています。
どうぞよろしくお願いします。
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