- そもそもPMIの簡単な理解がしたい人
- fire希望者とPMIの関係性を知りたい人
- 世界経済や各国も経済が拡大しているのか、縮小しているかを知りたい人
向けに書かれた内容となっています。

土偶です。
経済ニュースなどではなかなか取り扱わないPMIという指数をご存知だろうか。
世界各国の景気動向を知る指数として非常に役立つものであるので、ご紹介したい。
そもそもPMIって簡単に言うと

最近、景気はどうですか?

全然ダメだね、コロナの影響で売り上げが落ち込んでいるよ〜
と言った会話のことを指数化すしたものが、簡単にPMIの本質を指す。
実際には、製造業やサービス業の購買担当者を対象にアンケート調査や聞き取りなどを行い、新規受注や生産高、受注残、価格、雇用、購買数量などの指数に一定のウエイトを掛けて算出して指数化したものである。
景気実態を正確に映し出す判断材料として活用されている。
なぜ購買担当者にアンケートを取るのか
各企業の購買担当者は、製品の需要動向や価格、取引先の動向、などを見極めながら仕入れを行なう為、今後の景気動向に敏感に反映するとしている為である。
ちなみに、アンケート調査はイギリスの企業IHSマークイットという民間調査会社が、世界40以上、2万8000社にアンケートを行なっている。
何の略称か
PMI = Purchasing Manager’s Index の略称である。
PMIを知ると何がいい?
PMIは景気先行指数として幅広く活用されている。
なぜなら、購買担当者は取引先との関係上、価格動向や仕入れ状況、需要動向を数ヶ月先まで見込んで材料資材の調達をかけなければならない為であり、
その景況感は数カ月先の景気動向を敏感に映すのである。
PMIは大きく2種類あり、製造業PMIと非製造業PMI(サービス業PMI)
特に、製造業PMIは注目度合いが非常に高く、一般に景気の波を作ると言える、製造業を動きを見れば景気の動向をいち早く察知しやすいので、市場では重宝されているのである。
実際のPMIは50が分岐点
指標が50を下回れば景気が縮小していると判断され、50を上回れば景気拡大と判断される。
日本のPMIは、情報調査会社IHSマークイットと提携し、IHSマークイットが算出する、景気実態を正確に映し出す先行指標として知られる「購買担当者指数™(PMI™)」のうち「日本PMI」を「auじぶん銀行日本PMI」として提供している。
2020年11月の日本PMIは、
・製造業生産高指数速報値:47.6 (10 月の確定値:48.7)
・サービス業事業活動指数速報値:46.7 (10 月の確定値:47.7)
・複合生産高指数速報値:47.0 (10 月の確定値:48.0)
先日もユーロ圏PMIの発表時にもTwitterにて、つぶやいている。
fireとPMIの関係性
fireとPMIはやはり景気動向の観点上、切っても切れない関係にあるようだ。
毎月発表されるPMIにはここ数ヶ月コロナの影響もあり、敏感に察知している。
fireの最大のメリットは金融市場に自分の金融資産を投じることであるので、自然と世界の景気動向に敏感にならざるを得ないのは明確である。
まとめ
- PMIは、景気実態を正確に映し出す判断材料
- 需要動向や価格、取引先の動向を購買担当者から聞き取り
- PMI = Purchasing Manager’s Index の略称
- 製造業PMIと非製造業PMI(サービス業PMI)の2種類ある
- 指標が50を下回れば景気が縮小、50を上回れば景気拡大
- fireとPMIはやはり景気動向の観点上、切っても切れない関係
終わり
コメント