- ピードモント・リチウムとは一体どんな企業なのかを知りたい人
- バッテリー・デーとは何かを知りたい人
- 今後のPLLの業界的な見通しを知りたい人
に向けた記事内容になっています。

EV熱が更に高まる昨今、リチウムに関する情報も飛び交うようになって来ています、土偶です。
そもそもピードモントプロジェクトとは一体どんなモノなのでしょうか?
ピードモント・リチウムはオーストラリアのリチウム探鉱企業
。電気自動車および蓄電池市場へのリチウム供給を行う。
同社が100%所有する米国ノースカロライナ州のピードモントプロジェクトに焦点を当て活動を行う。同プロジェクトは都市近郊に位置。
整備されたインフラストラクチャーのほか、研究開発センター、処置施設等へのアクセスが可能。
本社所在地はパース。
ピードモント・リチウムHPwww.piedmontlithium.com
PLLの概要

社名:Piedmont Lithium
創業:1830年
セクター:素材
本社:豪州西オーストラリア(WA)州パース拠点
上場市場:NASDAQ、オーストラリア証券取引所(ASX)
CEO:Keith D. Phillips
米国ノースカロライナ州、カロライナリチウムベルト

ノースカロライナ州で100%所有のPiedmont Lithiumプロジェクトの開発に注力。
成長する電気自動車やバッテリーにバッテリーグレードの水酸化リチウムやその他の化学薬品を国内で戦略的に供給。
そもそもピードモントプロジェクトとは
米国の電気自動車およびバッテリーストレージ市場向けのスポジュメン変換に焦点を当てた米国で唯一のプロジェクト。
リチウム探査のために
有利な地質とリチウムバッテリーストレージおよび主要なハイテク人口密集地のためのインフラ、電力、R&Dセンターへ簡単にアクセスできる理想的なロケーション。

カロライナ錫スポジュメンベルト(TSB)内にあり、ホールマンビーム鉱山とキングスマウンテン鉱山へのトレンドに沿っている。
TSBは、世界最大のリチウム地域の1つ。
歴史的には
1950年代から1980年代にかけて西側世界のリチウムのほとんど提供。
ピードモントプロジェクトの目的
増加する電気自動車および蓄電池市場に供給するための戦略的な米国国内のリチウム供給源を開発することを目的としている。
歴史的なリチウム生産地域での探査を再開する先駆者としての立場を活用する独占的立場を利用している。
理想的なロケーション
国が維持する舗装された二次道路と交差し、州間高速道路I-85号線は、東海岸の主要な輸送回廊で、南に13 kmの場所にあり、車で30分でシャーロット市とシャーロットダグラス国際空港にアクセス可能。
電力インフラストラクチャが整備されており、近隣の住民や不動産所有者に電力を供給。
鉄道は、プロジェクトの北に5キロメートル、南に13キロメートル以内にアクセス可能。
市場の提供価値
現在の世界のリチウムの総生産量は40万トンと言われており、これを全てEVバッテリーに回すと200〜300万台をまかなえる。
バッテリー・デー
2020年9月23日の「バッテリー・デー」でのテスラ社イーロン・マスクCEOの「ピードモントからリチウム原料を最低5年間調達する契約を締結した。」との発言。
リチウムに関して
リチウムを含む泥に食塩を混ぜてリチウムを抽出する手法を開発し、ネバダ州にある40キロ平方ほどの土地で、景観を損ねることなくリチウムだけを取り出す事業に乗り出す。
同時に、ノースカロライナ州のピードモント・リチウム社との5年契約を交わし、バッテリー素材を地産地消する戦略にでるとした。
現在EVに使われているのは採掘されたリチウムの3分の1に過ぎない。
PLLの10年後
今後10年間の世界市場におけるリチウムの完全に統合された米国のバッテリーグレードリチウム源としての生産に向けてピエモンテリチウムプロジェクトを迅速に追跡。
広く予想される不足を活用することを目指さいている。
「(自動車メーカーは)中国以外からリチウムを調達する考えに前向きだ」とCEO。
CEO Keith D. Phillips

シカゴ大学でMBAを取得し、ローレンシャン大学で学士号を取得。
ウォール街で30年間のキャリア
メリルリンチ、ベアースターンズ、JPモルガン、ダールマンローズの鉱業投資銀行チームを率いた後、マーチャントバンカーのマキシットキャピタルのシニアアドバイザーを務める。
2017年7月6日にPLLのCEOに任命された。
PLLの財務
世界のリチウム需要は2025年までに3倍の150万トンになると予測されています。そして2024年までには2倍になると予測。
まとめ
- 上場市場はNASDAQ、オーストラリア証券取引所(ASX)
- ノースカロライナ州で100%所有のPiedmont Lithiumプロジェクトの開発に注力
- スラ社イーロン・マスクCEOの「ピードモントからリチウム原料を最低5年間調達する契約を締結した。」との発言
- 今後10年間の世界市場におけるリチウムの完全に統合された米国のバッテリーグレードリチウム源
終わり
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