- ピンタレストについてよく分からないという人
- ピンタレストの事業性について知りたいという人
- 今後のピンタレスト等のSNS業界の推移について考えている人
に向けた記事になっています。ぜひ最後までご覧いただけたら幸いです。

土偶です。
最近欧米で人気のピンタレストですが日本ではあまり普及していないのが現状かと感じています。さて、ピンタレストはなぜ日本であまり普及していないのでしょうか?そしてTwitterやFacebook、ましてやInstagramとの決定的な違いは何があるのでしょうか?
ピンタレストは米国のソーシャル・ネットワーキング・サービス企業。
ユーザーが興味のあるテーマや趣味の写真を共有するウェブサイトを運営する。
ユーザーは趣味や日常の風景、料理やインテリア、結婚式などイベントのアイデア写真に加え、ビデオによるハウツー動画も投稿できる。
また、同社プラットフォームは商品購入のサービスも提供する。
企業概要
社名:Pinterest Inc
所在地:米国カリフォルニア州サンフランシスコ
創立:2008年10月(2019年の4月にIPO)
上場市場:NYSE
カテゴリ:Services
CEO:Benjamin Silbermann
従業員数:2,545人
公式HP:www.pinterest.com
簡単にはWeb上にある画像を集めてブックマークサービスを展開している。
イベント・関心事・趣味などテーマ別の画像コレクションを作成・管理できる。
また他人が作成した画像コレクションを閲覧したり、自分のコレクションに追加することが可能。
世界中で4億人以上の人々がこのサービスを利用。
以前はCold Brew Labs, Inc.という名の会社だった。
事業概要
ピンタレストユーザーに対してピンタレストを画像収集サービスとして提供している。
画像を共有できる視覚ベースのソーシャルメディアプラットフォームを展開。
ビジュアルディスカバリーエンジンとピンタレストは定義している。
まざまな領域の情報を集め、保存および整理できるツール。
インスタと違い
ここまでで感じることはInstagramと似てね?ってこと。
一体どこがInstagramとの差別化を図っているのだろうか?

ピンタレストはインターネット上で見つけた画像をピンするのがメインとしている。
自分の世界観をインターネット上から探してきて、公開する手法を取る。
また、ピンタレストは自分の好みや趣味、憧れなど将来ああなりたいなと思いを収集していく未来形のSNSと言える。
ちなみにTwitterは現在形のSNSといえるのだろう。
Facebookは楽しかった系の過去形のSNSであろう。
ピンタレストはSNSというよりは画像検索という概念を有している。
ユーザーの活動も外部Webサイトの写真やほかの人がピンした写真を集めることが中心となっている。
未来形のユーザーの取り込み
「これから」を強く感じることのできるSNSとしてZ世代を中心に話題をもたらしている。
Z世代・・・
1990年代中盤以降に生まれた世代、2021年に11歳から25歳を迎える世代で、幼少期からスマホやSNSに触れて育った「デジタルネイチャー世代」とも。
ユーザーが未来に描く、これしたい、あれしたいの「いいね👍」をピン留めして、それを他のユーザーと共有する。
アルゴリズムでこのユーザーが興味のある関連した画像をこれでもかという形で提供する。
収益はもちろん広告
標準的な広告フォーマットは、プロモートピン。
1枚の画像、画像のカルーセル、または動画のいずれかで表示。
ユーザーは、ホームフィードや検索結果をスクロールして、インスピレーションやアイデアを探しているときに、自然とプロモーションピンに目を向けさせる。
広告主はオークションベースのシステムで広告枠を購入。
適切なタイミングでユーザにに広告を配信。
「ブランド広告」と「パフォーマンス広告」の両方を提供している。
米国とヨーロッパの一部で展開されている運用型広告だが、まだ日本では展開されていない。
CEO Benjamin Silbermann (ベン・シルバーマン)という人物

1982年生まれアイオワ州デモイン育ち。
1998年、高校生時代マサチューセッツ工科大学が高校生向けに提供しているen:Research Science Instituteに参加。
2003年、イェール大学の政治学主専攻科目を卒業。
大学卒業後、最初はGoogle社のセールス部門で勤務。
2009年12月より大学時代の友人だったポール・シャッラとニューヨークで出会ったエヴァン・シャープと共にiPhone対応アプリケーションPinterestの開発を開始。
2010年3月にクローズドβとしてスタートし、次の段階として招待のみのオープンβとして運営。
PINSの財務


まとめ
・ ユーザーが興味のあるテーマや趣味の写真を共有するウェブサイトを運営
・ ピンタレストユーザーに対してピンタレストを画像収集サービスとして提供
・ 自分の世界観をインターネット上から探してきて、公開する手法
・ SNSというよりは画像検索という概念
・ 標準的な広告フォーマットは、プロモートピン
おわり
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