- マクサー・テクノロジーズって一体どんな企業なのか知りたい人
- 宇宙ビジネスは発展はどのように考えるべきなのかと思う人
- 宇宙株の優位性を考えたいと思っている人
に向けた記事内容になっています。

最近良く話題に上がる宇宙株とは一体どんなセクターになるのでしょうか?
土偶です、宇宙セクターには今後の発展の匂いがします。
マクサー・テクノロジーズとは一体どんな企業なのかと思っています。
マクサー・テクノロジーズ HPhttps://www.maxar.com
MAXRとは一体何をやっている企業?

旧DigitalGlobeで地理空間情報(アース・インテリジェンス)と宇宙インフラ関連分野におけるイノベーターである。
概要
ニューヨーク証券取引所ならびにトロント証券取引所において上場している。
本社所在地はコロラド州 ウェストミンスター。
創業者はJohn S. MacDonaldで、CEOはDaniel Jablonskyである。
以下、事業内容である。
地球インテリジェンスと宇宙インフラストラクチャにおけるソリューションのプロバイダーである。
【事業内容】地球インテリジェンス及び宇宙インフラストラクチャの2つの事業セグメントを通じて事業を行う。
政府や企業の顧客に変化する地球の監視、理解、ナビゲートを支援するために価値の提供、グローバルなブロードバンド通信の提供、宇宙利用の探査・促進を行う。
衛星、ロボット工学、地球画像、地理空間データ、分析、洞察にエンドツーエンドの機能を提供する。行政、防衛・情報機関、自動車、消費者マッピング、エネルギー、通信、衛星通信等の産業にサービスを提供する。
はっきり言って何言っているのか良くワカラナイ人もいると思うので、ざっくりというと地球と宇宙の通信インフラ事業を行っている企業。
宇宙インフラ関連分野におけるイノベーターとして最も信頼されている。
Maxarの最も目に見える製品には、GoogleマップとGoogle Earth(DigitalGlobeが提供)で使用される高解像度の衛星画像である。
2017年合併で誕生
宇宙業界を常にリードしてきたDigitalGlobe社とMDA Holdings社が2017年10月5日合併を完了させたことで誕生。
日本を含む全世界30カ国以上の拠点で活動する。
2020年、マクドナルドはカナダのMDA部分を売却し、MDAを別の事業会社に戻しました。
月軌道プラットフォームゲートウェイ
2019年5月にNASAによる月軌道プラットフォームゲートウェイ(Lunar Gateway)の電力および推進要素のプロバイダーとして選出される。
2010年代の月面開発を見通し
ブッシュ元大統領は、早くて2015年、遅くとも2020年までに有人月面ミッション「コンステレーション計画(Constellation program)」を実施する方針であった。
2009年から2016年までのオバマ政権で、月面への取り組みは失速。
2024年に有人月面着陸を目指し、2028年までに月面基地の建設
2017年12月にトランプ前大統領が宇宙政策指令第1号に署名。
「アルテミス計画」となる。
アルテミス計画は単なる着陸を目的にするのではなく、人類が滞在することを目的に、そして火星へのアクセスも考慮した計画である。
アルテミスⅠ

pace Launch System(SLSロケット)とオリオン宇宙船を地球から月まで往来させる無人飛行試験を指す。
アルテミスⅡ

SLSロケットとオリオン宇宙船の有人飛行試験。
打ち上げは2022年の予定。
アルテミスⅢ
2024年を目標に進められている有人月面着陸。
月の周回軌道上に構築される宇宙ステーション

Lunar Orbital Platform-Gatewayを2026年の完成目指している。
・有人モジュール (Habitation and Logistics Outpost HALOと略)
・電力と推進を提供する装置(Power and Propulsion Element PPEと略)
を、2023年に打ち上げ予定である。
PPEの開発はMaxar Technologies、HALOの開発はNorthrop Grummanが担当。
CEO Daniel Jablonskyという人

米国海軍兵学校で機械工学の学士号を取得し、ワシントン大学法学部で博士号を取得。
2012年にDigitalGlobeに入社。2017年10月以来、DigitalGlobeの社長も務めいる。
MAXRの財務
2020年3四半期(第3四半期)の決算を報告にて、4億3600万ドルの収益を上げ、2019年の同時期と比較して2300万ドル増加した。
純利益は8500万ドルと報告。
会社の総収益は、前年比で6%増加。これは、2四半期連続の収益成長。
Maxar CFO Biggs Porter
「当四半期の業績は堅調で、連結ベースでの前年比の収益と利益の伸び、およびプラスのフリーキャッシュフローがあった」と話す。
また、「COVIDパンデミックの存在は、当社の事業およびお客様の事業にとって依然としてリスクだが、これまでのところ、ほぼ予想どおりに危機を管理することができた。」
今後の打ち上げ予定
2021年9月の第1週、最初の2つのレギオン衛星を打ち上げる。
まとめ
- 地球と宇宙の通信インフラ事業
- CEOはDaniel Jablonsky
- Maxarの最も目に見える製品には、GoogleマップとGoogle Earth
- 2019年5月にNASAによる月軌道プラットフォームゲートウェイ(Lunar Gateway)の電力および推進要素のプロバイダーとして選出
- 会社の総収益は、前年比で6%増加。これは、2四半期連続の収益成長
終わり

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