- マリオット・インターナショナルに関してもっと知りたい人
- マリオット・インターナショナルがどの様なビジネスモデルをとっているのか知りたい人
- アフターコロナのホテル観光業界の再起動に関してもっと知りたい人
に向けた記事内容になっています。

2020年に大流行したコロナウイルス感染症の煽りを受け旅行ホテル業界は大ダメージを受けた年になりました、土偶です。
今後、ワクチン接種で集団免疫が維持されることを見越して、徐々にホテル株の回復が話題になりつつあります。
マリオット・インターナショナルは米国の大手ホテルチェーン企業。
世界各地で「マリオット」、「JWマリオット」、「ザ・リッツ・カールトン」、「ルネッサンス」、「コートヤード」、「スプリング・ヒル」、「レジデンス・イン」などのブランド名でホテルと賃貸マンションを開発、運営するほか、フランチャイズのチェーン展開も行う。
本社はメリーランド州。
会社概要
社名:Marriott International
創立:1927年
本社所在地:米国メリーランド州ベセスダ
上場市場:NASDAQ
カテゴリー:サービス
CEO:Arne M. Sorenson
従業員数:121,000人
マリオットインターナショナルHP:www.marriott.com
事業概略
世界各地でマリオットグループやリッツ・カールトンなど様々なブランドのホテルや宿泊施設の運営やフランチャイズを手がける。
世界最大のホテルチェーンである。

34カ国、7,200軒以上のホテル、140万室の客室を擁する世界最大のホテル企業。
マリオットは、30のブランド名で、ホテルの運営、フランチャイズ、バケーション・オーナーシップ・リゾートのライセンスを行っている。
フランチャイズ契約を結んだ宿泊施設からロイヤリティとして受け取る部屋代の数%の手数料が同社の主な収入源となる。
「マリオットデジタルサービス」と呼ばれる社内代理店も持っている。
3,000軒以上のホテルがサイトへのトラフィックを増やしたり、コンテンツを最適化したり、デジタル広告を運用したりするのを支援。
高級ラインの「シェラトン」や「ウェスティン」も
マリオット・インターナショナルの傘下に入っている。
創業から世界規模ホテルに

1927年J・ウィラード・マリオットとヒュー・コルトンという2人の男がノンアルコールビールを扱う居酒屋を開業。
質の高い料理を提供したこの居酒屋は高い評判を呼び、順調に業績を伸ばした。
居酒屋(店名;ホットショップ)→飛行機機内食事業→大学や病院などの給食事業→ホテル事業
「ホットショップ」から、「マリオット・コーポレーション」に商号を変更。
1966年の時点でわずか6軒→1981年には100軒目を突破
マリオットブランドのカテゴリー
・ラグジュアリー → マリオットグループ最高級ブランド
マリオット・ホテル、シェラトン、デルタ
・プレミアム → ラグジュアリーの次に位置するブランド、高級ブランド
ル・メリディアン、ウェストン、ルネッサンスホテル
・セレクト → セレクトサービスによる中高級ホテルのブランド
コートヤードバイマリオット、スプリングヒル、ACホテル
・ロングステイ → 長期滞在者向けのフルサービス・ホテルブラン
マリオット・エグゼクティブ・アパートメン、レジデンスイン
ザ・リッツ・カールトン

1998年に傘下に入る。
カテゴリーは「ラグジュアリー」
ビジネスモデル

巨額のローンが足枷となってホテルの数を増やせずにいたが、いったん建設したホテルを投資家や外部企業に売却し、その投資家や外部企業との間に運営契約を結ぶという現在も続く手法に切り替えた。
部屋稼働率
部屋の稼働率は73・2%
1部屋当たりの平均売り上げは約1万3000円、稼働している部屋の平均的な売り上げは約1万8000円である。
フランチャイズ契約
またマリオットインターナショナルはフランチャイズ契約を結び、ホテル運営企業にブランドを貸している構図を取っている。
売上の約5%を徴収するビジネスモデルを取る。
マリオットインターナショナルの財務
2020年12月期決算は、最終損益が2億6700万ドル(約280億円)の赤字。
売上高は前年比50%減の105億7100万ドル。
まとめ
- ブランド名でホテルと賃貸マンションを開発、運営するほか、フランチャイズのチェーン展開
- 34カ国、7,200軒以上のホテル、140万室の客室を擁する世界最大のホテル企業
- 30のブランド名で、ホテルの運営、フランチャイズ、バケーション・オーナーシップ・リゾートのライセンスを行っている
- フランチャイズ契約を結び、ホテル運営企業にブランドを貸している構図
- 売上の約5%を徴収するビジネスモデル
終わり
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