
土偶です。
昨今のコロナ禍で航空産業は下火になっていますが、世界的にはワクチンの普及や再雇用の熱も大幅に改善する兆しを見せ始めています。
さて、この様な世界的な航空機需要や旅行産業に付随して見えてくる事はエアラインの現状はどうなのかといったことが懸念されます。
- Southwest航空の利益の上げ方について知りたい人
- 今後の航空産業においての発展性について気なっている人
- アフターコロナにおける航空関連はどう推移していくか気になっている人
に向けた記事内容になっています。 どうぞ最後までご覧頂けたら幸いです。
会社概要

社名:Southwest Airlines Co(サウスウェスト航空)
本社所在地:米国 テキサス州ダラス ラブフィールド空港敷地内
創立年:1967年3月
上場市場:NYSE
カテゴリ:Industrials
従業員数:56,500人
CEO:Gary C. Kelly
公式HP:www.southwest.com
自社のことを “Love Airlines” という愛称で呼んでおり、ティッカーシンボルは「LUV」
COVID-19のパンデミックによる経済的悪影響のため、配当と自社株買いプログラムは現在中断。
航空路線
ハブ・アンド・スポーク型ではなく、極端に路線が集中している空港はない。

サウスウエスト航空の路線展開は、資金が潤沢にあり、利益が出ると見込めるときに限って行われる。
決して会社の体力に対して背伸びをするようなビジネスは展開しない方針だ。
路線展開

ポイントツーポイントサービスの堅牢なネットワークと言える。
米国とその他10か国の101の目的地のネットワーク間で、平日4,000回以上の出発。
バッグフライフリー
最初と2番目の受託手荷物、サイズと重量の制限が適用され、一部の航空会社は特定のルートまたは適格な状況で無料の受託手荷物を提供。
変更はないが料金は異なることがあり、料金の違いが適用される場合がある。
ボーイング737のみ
運賃を格安に抑える手段としては、便数の増加を行い市場の独占を狙うことに追求し始めた。
しかし便数増加には整備時間の短縮が鍵となる。
そこで取り扱う機種をボーイング737に限定にする秘策を打つ。
1機種に限定

機材を1機種に限定することで、整備コストやパイロット育成費用の抑えることができるからである。
整備士にとっては、慣れている作業の方が効率が上がり、交換部品の手配や在庫の確保も少なくて済むメリットも多くある。
また737に絞ることによって、新たに航空機を導入する際の商談もスムーズに行く。
サービスの簡素化からの元祖LCC
最近航空企業では当たり前になりつつある格安航空チケットだが、サウスウエスト航空はすでにこの経営を長年続けてきていた。
以前まで航空企業は高級路線に多額のサービスを投じてきて背景があり、より上質な空の旅を演出することが企業の理念にまでなっている傾向が色濃かった。
しかし、サウスウエスト航空は違った。
サービスの簡素化に経営の光を見いださした。
予約席廃止、全席自由席。
機内食は短距離路線がメインなので廃止。
更にコストダウンはできないものかとビジネスモデルを模索し続けた。
パリへの国際路線を開きたいとか、747型を使いたいなどとは夢にも思わない
それよりも、利益を上げることや、仕事の安定化を図ることの方が大事なんだ
地方しか飛ばない小さな会社だからという理由で注目されなくても、
そんなことは大した問題ではない
われわれは信念に従って、ニッチ市場で頑張っているのだ
サウスウエスト航空共同設立者のハーバート・ケレハー
ハーバート・ケレハー という人物
以前このサイトにて紹介している ハーバート・ケレハー という人物に関してはあまりにも有名であるので今回では詳しくは述べない。
以下をご参照のほど。
サウスウエスト航空の財務


コロナ前の2019年まで47年連続で黒字決算。
しかし2020年は営業収益が前年比約60%減少。1972年以来の赤字。
報道によると2021年夏に向けてパイロット209人、客室乗務員2,700人超を復帰させる方針。
2021年も新たな路線の運航を予定。

特にLCCはレジャー需要の獲得に強み。
高い顧客満足度でも知られるサウスウェスト航空の50周年は、注目である。
まとめ
・ボーイング機680機を保有
・ポイントツーポイントサービスの堅牢なネットワーク
・格安航空路線は健在
・ ハーバート・ケレハー という人物 の存在
・ 2021年も新たな路線の運航を予定
・ 高い顧客満足度でも知られるサウスウェスト航空の50周年は、注目
おわり
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