- 株主優待の情報のみで株式投資を考えている人
- 株主優待が魅力で株の購入を考えている人
- 応援したい企業に投資しようと思い株式投資を考えている人
に向けた記事内容になっています。

株主優待での魅力的な商品や割引制度、少しはいいなと思ったことのある土偶です。
そもそも株主優待制度はなぜあるのでしょうか?外国人投資家にとって株主優待の恩恵はあるのか?と疑問を持ちます。
虎の子の大切なお金を目の先の株主優待情報だけで投じることについて考えたいと思います。
そもそも株主優待とは何か?
企業が自社の株を購入してくれた株主に向けて、自社商品やサービスなどの「優待品」を贈る制度。

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定番商品では、お米や金券(商品券やQUOカード)、カタログギフト、自社商品割引特典など、保有株主にとってはいいことが多い。
株主優待は任意制度
日本に上場している企業のすべてが株主優待があるわけではない。
上場企業のうち約1,520社が優待制度を導入。
どうすれば株主優待が受けれるのか
株主優待を受け取るには、「権利確定日」に株主である必要がある。
また、株主優待を受けるのに必要な株数も保有していないといけない。
株主優待は外国人は使えないのか?

ここで疑問に思うことがある。
日本国内で日本人が株主優待を受けて、サービスを無料で受けることは普通にできる。
しかし、外国籍で海外に在住の株主は株主優待を受けることができないのではないかと言うこと。

不公平じゃね?
アンフェアな株主優待
金券やQUOカードなど日本国内でしか使えない株主優待が付いていて、これに会社がコストを掛けているとすると、株主優待はアンフェアで無駄な行為と言わざるを得ない。
日本人の個人株主を釣る為に企業はコストを株主優待に投下しているのかと思う、株主を釣るためじゃなくて事業に再投資して成長を考えて頂きたい。
株主優待の情報だけで株式投資をする人
株式投資の取っ掛かりで、よく株主優待の特集が組まれる。
この企業に何株以上株式を保有していれば、特典があります的なやつ。
本当にその企業いいのか
株主優待の甘い誘いのみで投資を考えているならひとまず、止めておいた方がいい。
企業分析をあまりせずに、自分のお金を投じる行為は、ギャンブルと変わらない。
自分の好きな台だからといいパチンコする人、自分が好きな馬だからといって馬券を購入する人と何ら変わらないと思うのは自分だけだろうか。
応援したい企業だからといって本当に投資先になるのか?
よく自分の好きなメーカーの会社の株を買おうとか、応援したい企業に投資しようというのを見かける。
結局数字なんだと思う
冷静に考えてみれば、応援したいからという投資理由はかなり薄い。
まず投資したいということは、お金を増やしたいと思って投資しているわけだが、本当に応援したい企業の業績が今後(今のところ)、安心して投資できるのかぐらいは自分で分析してもらわないといけない。
応援したい、好きな商品を作っているメーカーだから、という薄い人間の感情での購入は根拠がない状態でギャンブルしているみたいだと思う。
集中投資になる
投資の原則的には、分散して投資せよと聞いたことはあると思うし、現にポートフォリオの組み方として常識的になっている。
しかし、上記のように、応援したい企業のみ、このセクターのみ、優待のある企業のみと、偏った投資をしていれば、気がつけばポートフォリオに占める企業があるセクターに支配されていたりもする。
基本は感情と数字を切り離すこと。
わたしもまだまだ勉強中の身ではある。
まとめ
- 株主優待とは。企業が自社の株を購入してくれた株主に向けて、自社商品やサービスなどの「優待品」を贈る制度
- 外国籍で海外に在住の株主は株主優待を受けることができない
- 企業分析をあまりせずに、自分のお金を投じる行為は、ギャンブルと変わらない
- 冷静に考えてみれば、応援したいからという投資理由はかなり薄い
- 基本は感情と数字を切り離すこと
終わり
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