- 投資をしたいけどなかなか一歩が踏み出せない人
- なぜ投資に一歩踏み出せずにいるか分からない人
- 一歩踏み出せたことで二歩目にどうつながる知りたい人
向けの記事内容になっています。

どうも土偶です。
投資に一歩踏み出せない後輩がいました。少しアドバイスしましたが、本気になって投資に向き合ってくれることを祈るだけです。
興味はあるけど…ね
まず下記の表を見ていただきたい。

日本人の現金預金52.3% 世界的に見て高水準であるのは一目瞭然だ。
逆に、運用資産の割合は日本15.1% 段違いに低い。
ユーロエリアの半分、米国と比べたら約1/4程度になってしまっている。
バブル期は投資しなくてよかった
今は昔、バブル期になるまで投資なんて考えもしなかったようだ。
自分たちの親(わたし自身は30代なので、大体親の年齢は丁度バブル期きドンピシャである。)は、
終身雇用が当たり前。
一生懸命勉強して良い大学に入り、大企業に入れば人生一生安泰。
雇用は約束されていて安心、給料年齢とともに右肩上がり。
マジメに働いて、普通に奥さんを見つけて結婚し、ローンで車を買って、ローンで庭付きの一戸建てのマイホームを持つ。(在職中に返済しきれなくても退職金が出る)
子供を育て上げた後も、定年を迎えればしっかりと退職金も出るし、年金までもが支給される。
いい時代だった。果敢に自分の大切なお金を投資する必要がなかった、考えもしなかった。
昔の郵便貯金の金利
1960年代時点では5.000%。その後金利は上昇し、1974年は最高値となる7.500%をつける。
それ以降は何度か上下を繰り返しながら、通常貯金同様に前世紀末に急落している。
更に、定額貯金3年以上の金利は、高度成長期が終わった直後の1974年時点で年利8%となる。

80年代半ばにいったん利率は下がるが、バブル経済が盛り上がる80年代末に再び利率が跳ね上がり、90年には6.33%にまで回復。
ほぼノーリスクで5%以上の金利。
自ら個人で、リスク商品を買い向かう必要性は皆無であった時代だ。
その子供たちのマネーリテラシーなので
どうだろうか。そんな親に育てられた子供の金融教育はないに等しい。
学校教育では資本主義のコマを大量生産する系の教育が主体である。
投資家、資本家にあるための教育をする学校はない。(有料セミナー等は除く)
いまだに貯金最強から出れない
わたしの職場内でもちらほらいる「しっかりと貯金してます系」
貯金するのはもはや当たり前過ぎて、貯金すらもしていない人らは話にもならないのだが。

実際の金融資産保有額の中央値を調べると、「え、少なくね?」って思える値が出る。特に独身世帯。
貯金最強から、更なる一歩を踏み出せれば
金融リテラシーも同時に学習することができて一層深い知識を武装することが可能である。
資産、知識と重ねれば重ねるほど、厚みが増して、複利効果で急増することは間違いない。
悪い噂を聞いたことある
さて、なぜ投資に尻込みしてしまうのか。
メディアでの報道は過剰
株で大儲け!ビットコインは寝てれば一気に資産倍増!この銘柄に一点投資で将来安泰!
その一方で、大損をした、借金を抱えた、退職金吹っ飛んだ!的な報道が一人歩きして金融リテラシーのないバブル期の親を持つ子供(自分らの20代30代40代)の投資に対する障壁は大きい。
とりあえず、自分の頭で考えてみ
すぐに他人の行動に頼ってばかりでは自分の頭で思考する能力は鍛えられない。
メディアに翻弄され、友人に翻弄され、同僚上司に惑わされ、親兄弟の言いなりになり。
自分の稼いできた財産を自分の行動判断で動かせないのは悲惨だ。
避けては通れぬイベントはある

上記の表は人生における、主なライフプランを記したものである。
もちろん証券会社が制作したモノなので、「人生にはお金がかかります、我が社の証券口座で資産運用しましょう!」といった内容の表である。
やっぱり自分で考えてみ
みんな同じだから、やらないといけない同調民族であることは納得している。
だが、自分の行動判断を他人に投げてしまうのは違う気がする。
自分の頭で考えることをしないと、あっと言う間に他人依存度は大きく増す。
それが親の意見でも、だ。
親と言えど自分ではない。
自分の資産は自分で守る。自分の行動判断を自分の考えでしっかりと行いたいものだ。
まとめ
- バブル期になるまで投資なんて考えもしなかった
- 果敢に自分の大切なお金を投資する必要がなかった
- 過去の郵貯はほぼノーリスクで5%以上の金利
- しっかりと貯金してます系から一歩出る、勉強しよう!
- 自分の頭で考えることをしないと、あっと言う間に他人依存度は大きく増す
一歩目は自らググるや本を読む、行動する、以上
終わり
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