- 将来に向けて生活水準はどう変化するかを知りたい人
- そもそも恒常所得仮説とは何か知りたい人
- 現在の収入に見合った買い物ができているか不安な人
に向けた記事内容ないなっています。

こんだけもらえるだろうと将来に給料日やボース支給日などの支給額を勝手に勘定していませんか?土偶です。
一定のサイクルで収入が期待される場合、人間って勝手に必ず貰えると勘違いして分割払いとかして自分の支払い限度超えた買い物をしてしまっていると感じます。
恒常所得仮説とは

人間は自分自身の生活水準を決定する時、今後も「今」と同様に収入が得られると予想するもである。
そこで、今後も得られるだろう平均的所得に恒常的に依存する行動のことを指す。
過去に得られた所得の平均値を根拠にした将来得られる所得を恒常所得と呼ぶ。
これはフリードマンが提唱した消費関数に対する仮説である。
ミルトン・フリードマンとは、

1912年NY生まれ
米国経済学者、1976年ノーベル経済学賞を受賞。
受賞理由:消費分析・金融史・金融理論の分野における業績と、安定化政策の複雑性の実証を称えたため。
ある時点での所得は関係ない
恒常所得はある時点の所得には関係なく、将来得られると予測できる物である。
一方、所得は常に変動しているものであると言う考えは、変動所得と呼ばれている。
人間は変動所得では生活水準を決定することはなく、恒常所得によって消費生活水準を決定するように日々生活を行っている。
生活水準の決定要素

では、恒常所得から現在から将来にかけての生活水準は決まるのであろうか。
生活水準において所得は大きく関係してくる
所得が低い人はほど、とにかく物にお金をぶち込みたいと考える傾向にある。
これは令和になってから始まったわけではなく、古今東西ありえる話である。
高所得者 → 体験重視
低所得者 → 物品重視
階層別意識に消費でわかること
やはり余暇の使い方で、はっきりと見えて来る。

健康を意識して身体を使う体験を重きを置いた結果が多くわ占めるのはやはり高所得者である。
一方、低所得者は、内向的な趣味が多いようだ。
収入に見合った買い物

ここで考えるべきことは、現在の収入に見合ったお金の使い方ができているかと言うことだ。
現金で買い物できないのは恒常収入に頼っている証拠
持ち家を現金一括で購入する人はほとんどいないと思う。
なぜ住宅ローンを組むことができるのだろうか。
融資(借金)を受ける際の審査基準として、安定した収入がることがあげられる。
借主も自分の収入の概算を皮算用して融資金額を決定するだろう。
本当にその金額の融資を受けても大丈夫だと言い切れるのだろうか?
以前にも分割の歴史や割賦販売に関した記事と住宅に関する記事を掲載してあるので、ぜひ合わせてご確認のほどよろしくお願いします。
身の丈にあった買い物
本当に今買おうとしている物は必要な物であろうか?
今一度確認して購入を考えてもらいたい。
特に金額が生活している時には支払うことのない金額だった場合は「特に」だ。
身の丈にあったものかと言える基準は「今買えるか」どうかだ。
借金してでも購入する物は身の丈にあっていないモノであると断定できる。
まとめ
- 過去に得られた所得の平均値を根拠にした将来得られる所得を恒常所得と呼ぶ
- 人間は変動所得では生活水準を決定することはなく、恒常所得によって消費生活水準を決定するように日々生活を行っている
- 所得が低い人はほど、とにかく物にお金をぶち込みたいと考える傾向
- 借金してでも購入する物は身の丈にあっていないモノであると断定できる
終わり
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