- 日頃からFIREに関して勉強や自己啓発に励んでいる勤め人
- 企業に就職してから一度も給料に関して考えていなかった人
- 毎月もらっている給料の正体を真剣に考えている人
に向けた記事内容になっています。

土偶です。
勤続は早いもので、11年目に突入しています。
毎月給料日には安定の給料は指定の口座に振り込まれるわけですが、皆さんその給料ってなんだか知っていますか?
形式的には先月働いた成果に伴う報酬であるとか、自分の労働に対する相当な金額であると思っているかもしれません。
勤め人の価値は労働力のみ
なぜ給料はその値段なのかを具体的に見れていますか?
基本給とは一体どのように決定されているのかは考えて事はありでしょうか?
基本給の決定の原理
では資本家やご主人さまはどのように労働者に対して支払う給料を考えているにだろうか?
はっきり言ってしまえば、勤め人は消耗部品であると考え、人件費という費用がかかる。
エネルギーが必要で、ご飯代、衣類代、安心して身体を休息できる寝床が労働には必要である。
明日も元気にお勤めできる費用
結局のところ資本家は勤め人に対して明日も元気にお勤めできる代金しか支払いをすることはない。
それ以上は無い。
責任に対するストレス発散に使える娯楽も多少はもらえるはずです。
役職に就く事で給料は上がりますが結果的には多くの自分の時間(自由)と多くの業務に対する費用が支払われているだけで、自分の労働から開放(FIRE)される費用は微塵も含まれていません。
手当がもらえる?は費用だから
給料明細の手当の項目をじっくり見てもらいたです。
- 通勤手当は、明日も元気にお勤めしてもらうために、歩きでは労働力の再生産できないので会社まで電車や車で来なければいけません。そのためにかかる費用をもらっているに過ぎません。
- 住宅手当は、 明日も元気にお勤めしてもらうために、 野宿では労働力の再生産できないので安心して休息する場所が必要であります。 そのためにかかる費用をもらっているに過ぎません。
- 家族手当は、明日も元気にお勤めしてもらうために、家族の生活は面倒見きれないのでは労働力の再生産できないので、家族の生活もしっかりと養っていけるためにかかる費用をもらっているに過ぎません。
役職手当、残業手当も同じ?!
上記の流れからも手当って言うもは所詮経費に過ぎず、
役職に就けば、明日も元気にお勤めしてもらうために、精神ボロボロだと労働力の再生産できないのでそのための回復費用としてもらっているに過ぎず。
残業手当も、同様で、労働力の再生産に必要な経費として支払われているに過ぎません。
取引されるモノは全て商品

勤め人は市場で取引できる持っている商品は労働力のみ。
資格を学生時代に取得して労働市場に自分の履歴書という商品概要欄を持ち込み面接という相対取引を行う。
資格は自分という労働力の付加価値を高める手段に過ぎず、結局資本家から支払われている給料(明日も元気にお勤めしてもらうため代)に含まれているに過ぎない。
交換できるモノ・コト

商品を持たざるものは、唯一の労働力を市場に投下するしか生活に必要なモノ・コトを手に入れる「お金」を入手する方法はこれ以外にはないのでしょう。
1ヶ月分の給料は1ヶ月生活できる分の生活費(気晴らし代含む)であることは容易に想像がつきます。
資本家は余剰価値を生み出すことに生きている

勤め人が1ヶ月生きていくに必要な労働しかしなければ、資本家の儲けは0になってしまいます。
そこで資本家は勤め人に対して、支払う給料より多めに労働させて「余剰価値」を作り出し「搾取」します。
勤め人の商品である労働力だけが商品にプラスα的な「余剰価値」を生み出すという変な性質を持っているです。
勤め人は一生豊かになれない これが資本主義社会?!

資本家は、いかに勤め人の商品を使って労働させて余剰価値・利益を十分分配せずに搾取するかが重要になってくるのです。
どうやって自身が働かずにお金が入ってくる資産を構築するかがこの資本主義社会を攻略する鍵になると考えます。
なぜ学校では絶対に教えてもらえないのでしょうか?
資産から生み出されるお金
労働することなく生まれたお金は時間を費やさないで生まれたお金であります。
命を切り売りしないで生み出されるお金こそが、資産家になるために必要なお金であると言えます。
一人の勤め人が持つ労働力は同じであるにも関わらず、一人の人間が使える時間は24時間で変わらないにも関わらず、資本家は増々富を蓄える。
勤め人が資本家になるには?
勤め人が資本家(勤め人卒業・FIRE)する条件としては、資産を構築していく
この一点に尽きるのでは無いでしょうか?
初期の勤め人は自分の商品を持っていませんので、唯一の商品を労働市場で取引を行って労働力を換金するしか方法はありません。
労働力で得た労働収入は贅沢品に使用できる費用は含まれていません。
労働所得で不労所得を買っていくしかありません。
株・債権・不動産と資産と言われる、自分のポケットにお金を運んで来てくれる商品に生活費以外の残りを入れないと卒業は見えてきません。
まとめ
・労働者に対して支払う給料を考えているのか?
・ 勤め人は消耗部品であると考え、人件費という費用
・ 資本家は勤め人に対して明日も元気にお勤めできる代金しか支払いをすることはない
・ 資格を学生時代に取得して労働市場に自分の履歴書という商品概要欄を持ち込み面接という相対取引を行う
・ 1ヶ月分の給料は1ヶ月生活できる分の生活費(気晴らし代含む)であること
・ 命を切り売りしないで生み出されるお金こそが、資産家になるために必要なお金
・ 労働所得で不労所得を買っていくしかない
おわり
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