- クラウドストライク・ホールディングスってどんな企業なのかもっと知りたい人
- クラウドストライク・ホールディングスの主なサービスをもっと知りたい人
- 今後のサイバーセキュリティの発展性と優位性を知りたい人
に向けた記事になっています。ぜひ最後までご覧いただけたら幸いです。

土偶です。
最近のセキュリティー対策に関しては目を見張る物があります。
クラウドストライク・ホールディングスはその中でもサイバーセキュリティー分野では確実な実績を持つ企業ではありますが、その収益性に関しては一体のどの様なモノがあるのでしょうか?
クラウドストライク・ホールディングスは米国のサイバーセキュリティテクノロジー持株会社。
子会社を通じて、SaaSサブスクリプションベースでサービスを提供。
ファルコン(Falcon)・プラットフォームを介して次世代エンドポイント保護、脆弱性管理を含むIT運用、脅威インテリジェンスの活用などを取り扱う。
企業概要
社名:CrowdStrike Holdings Inc
所在地:米国カリフォルニア州サニーベール
創立:2011年11月
上場市場:NASDAQ
カテゴリ:IT & Communications
CEO: George Kurtz
従業員数:3,394人
公式HP:www.crowdstrike.com
CRWDは現在配当を支払っていない。
主なサービス
サイバーセキュリティの問題の性質は変わったが解決策は変わっていないことに気づき、脅威を検出して侵害を阻止するためにCrowdStrikeFalconプラットフォームを構築。
米国、オーストラリア、ドイツ、インド、ルーマニア、英国で次世代エンドポイント保護のためのクラウド型ソリューションを提供。
事業形態
エンドポイントセキュリティ、セキュリティおよびIT運用、脅威インテリジェンスなど、さまざまなセキュリティ市場をカバーする、サービスとしてのサブスクリプションベースのソフトウェアを通じて、ファルコンプラットフォーム上に11のクラウドモジュールを提供。(PCやサーバー、仮想化環境、IoTデバイス等)
最も洗練された攻撃に対しても包括的な侵害防御を提供。
主に直販チームを通じてプラットフォームとクラウドモジュールを販売。
ファルコン
提供するソフト「ファルコン」は、「クラウド配布の統合された技術一式を通じ、あらゆるタイプの攻撃を防ぎ、侵入を阻止する」ために設計されたプラットフォーム。
サイバー攻撃の高度化によって「侵入前検知→ブロック」という従来型では効果は薄く、「侵入後の迅速な検知→対処」が求められる時代に対応したプラットフォームといえる。
「1-10-60」
クラウドストライクにはウイルスが活動をする前にウイルスを封じ込める「1-10-60」というガイドラインがある。
①1分以内に検知 ②10分で調査して③60分で対処する ガイドラインで最速でウイルスを対処
サブスクリプションARR(決まって得られる収入)は前年比プラス74%
2014年の北朝鮮によるSony ピクチャーズへのハッキング
2020年の米国のサイバーセキュリティ企業SolarWinds(ソーラーウィンズ)からはじまる一連のサイバー攻撃などから防ぐ功績あり。

※ARR(Annual Recurring Revenue)は、毎年繰り返し得られる売上を指す
沿革

1999年にCRM(Customer Relationship Management(カスタマーリレーションシップマネージメント)
2004年にサービスナウ(NOW)
2005年にワークデイ(WDAY)
2011年にクラウドストライクがセキュリティクラウドとして設立
社名の由来
クラウドストライクの社名がcloud(雲)ではなくcrowd(群衆)。
顧客企業のうちどれかが攻撃された場合、その侵入者の情報をAWS上に構築した「CROWDSTRIKE・FALCON」というプラットフォームを経由、全顧客と共有して集団で防衛。
下記の主な顧客は世界的に有名な大企業であり、契約を結んでいる


フォーチュン100 →61社
フォーチュン500 →214社
大手銀行トップ20 →13行
ビジネスモデル

売上高の93%をサブスク、サブスクの顧客は11,420もいる。
クラウドストライクの財務


・CRWDの2021年1Q決算は、売上$302.8M/YoY+70%(アナリスト予想:$ 291.4M)。→◎
・EPSは$0.1/YoY+400%(アナリスト予想$0.06)→◎【企業KPI】
・顧客数:11,420 (4Qから1,524増加)
・ARR:1.19B (YoY +73%)
・GRR:98%
・NRR:125%ガイダンス→◎(リプ詳細)
AH:217(+0.8%) 5:43時点 https://t.co/6GtshulEuX pic.twitter.com/HCKrl4n3pH
— 信太郎🏯オニール流投資で再び天下を狙う (@nobutaro_mane) June 3, 2021
まとめ
・ サイバーセキュリティテクノロジー持株会社
・ サイバーセキュリティの問題の性質は変わったが解決策は変わっていないことに気づき、脅威を検出して侵害を阻止するためにCrowdStrikeFalconプラットフォームを構築。
・ 主に直販チームを通じてプラットフォームとクラウドモジュールを販売
・ クラウドストライクにはウイルスが活動をする前にウイルスを封じ込める「1-10-60」というガイドラインがある
・ 売上高の93%をサブスク、サブスクの顧客は11,420
おわり
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