- わたしの行いは常に正しいと思い込んでいる人
- 行為、思考が何をやっても正しいと思い込んでいる人
- 自己正当化バイアスに陥るとどうなるか知りたい人
に向けた記事内容になっています。

昨年読んだ書籍で、結構面白いものがありましたのご紹介したいと思います。
「お金の真理」著者:与沢翼
彼の謎めいた私生活とビジネス感を載せた最終結論であると氏は語る。
怪しいビジネスで稼いでいると評価されているが、稼いで儲けている人には違いないし、そんな人物はどんな思想を持っているのだろう興味すら抱く。
稼ぐこと、儲けることは悪ではない。そう言う考え方を載せた記事も過去にあるので合わせてご確認のほどお願いします。
そもそも自己正当化バイアスとは何か?

「自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと」とのことだ。
自分へのご褒美
「本当にこんなにも高いものを買ってしまってよかったんだろうか」とか、「せっかくダイエットを継続していたのについ誘惑に負けて…」という後ろめたい気持ちがある。
自分に対する言い訳に過ぎないのだが、この自分にご褒美とはかなり悪性が高い。
「自分へのご褒美」の購入は、企業による巧妙な誘導によって行われる行為である。
ご褒美は人から与えられるもの
よく頑張ったから買おうって言うのは甚だ論外である。
ご褒美と言うのは本来、他人から寄与されるべき物事である。
しかし、今は自分から自分への意味が履き違えた企業の宣伝文句に踊らせれている消費者のことを指す言葉になりつつある。
自分は大丈夫的な心理
ちょっとした洗脳的なニュアンスも同意語として扱われてもいい。
わたしは年収が2000万円だらかこんなボロい中古車なんて乗るわけがないと変なプライドも同じ分類だろう。
みんながやっているから正しいと思い込む心理もにている。
陥ると何が悪いのか?

羊飼いの少年に何度も「狼が来た」と言われて惑わされた村人は、いつしか「またか」と対応しなくなり、ついには本当の非常事態だということがわからなくなって、羊は狼に食べられてしまいます。
イソップ物語:羊飼いと狼
村人はバイアスに陥っている
想定内には対処できるが、想定外は目をつむってしまう。
的確な行動を取れるか否かの明暗を分けうる「バイアス」の働きを意識したい。
自分に優位な情報しか受け取らない
自分は正しくて、他人は間違っていると考えてしまうこともあげられる。
自分の優位な環境のことしか知ることができない、世界の見聞をい広めるということを疎かになって、偏った人格の形成になってしまう。
常識を疑いたい。
最後に

自己正当化バイアスは誰にでも持っている心理的状態である。
戒めの文として今回は掲載してみた。
与沢氏も言っている「欲望はブラックホールである」と。
これを機に一層自分の思っている価値感覚を見つめ直していきたい。
終わり
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