- そもそも移動平均線とは何かを知りたい人
- 移動平均線の種類とその関係を知りたい人
- 移動平均線が分かれば、何に有利なのかを知りたい人
に向けた記事内容となっています。

金融商品買付前には必ず数日前から気になるチャートはチェックしている土偶です。
チャートのテクニカル分析のひとつの指標である移動平均線とは一体何なのか?簡単に言うとこうである的に話たいと思う。日々勉強!
そもそも移動平均線とは何?
金融相場(株式、債券、為替、コモディティ価格、暗号通貨等)の動きの流れを捉えるための一つのオーソドックスな手法である。
一定期間の平均価格
一定期間(5日、20日、200日など)を終値を平均して線で結んだもの。
移動平均線といったら一般的に単純移動平均線のことを指す。
基本的には3パターンある

短期線、中期線、長期線の3パターンに基本的に分類される。
短期線
- 日足:5日(1週間の営業日数、月から金曜日まで)
- 週足:13週(約3ヶ月の営業日数)
- 月足:12ヶ月(1年の移動平均線)
中期線
- 日足:25日(1ヶ月の営業日数)
- 週足:26週(約6ヶ月の営業日数)
- 月足:24ヶ月(2年の移動平均線)
長期線
- 日足:75日(約3ヶ月の営業日数)
- 週足:52週(1年の営業日数)
- 月足:60ヶ月(約5年の営業日数)
オススメの期間設定、「10」「20」「21」「40」
10、20、40日は1週間の営業日数の倍数であるので、意識し易い数字である。
では、21日は?
相場理論の一つであるエリオット波動では自然界の黄金比「フィボナッチ数列」を意識して採用されるケースがある。
サポートラインとレジスタンスライン
サポートライン(支持線)とレジスタンスライン(抵抗線)は現在の相場はどうの向きで推移しているのかを分析するのに役に立つ。
サポートライン(下値支持線)

テクニカルチャートで過去の価格の安値と安値を引いたライン。
過去の安値では買う人が待ち構えていることが多いので、価格が下がろうとすると買われてなかなか下がらず、価格の支持になる。
金融商品では基本的に価格が上がる、または下がらないほうが投資家は喜ばしいため。
レジスタンスライン(上値抵抗線)

チャートで過去の価格の高値と高値を引いたライン。
過去の高値では売る人が待ち構えていることが多いので、価格が上がろうとすると売られてなかなか上がらず、抵抗になる。
レベルライン(水平ライン)
安値と安値、または高値と高値を水平に結んで引ける線のこと。
移動平均線で見るシグナル
複数の移動平均線を組み合わせることにによって見えてくる、相場の重要なシグナルをチャート内で見つけることができる。

ゴールデンクロス(買いシグナル)
短期移動平均線を長期移動平均線を下から上に抜くこと。
交差した移動平均線がともに上昇していれば、より強気なトレンドに転換したことを示唆している。
デッドクロス(売りシグナル)
短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に抜くこと。
交差した移動平均線がともに下降していれば、より弱気なトレンドに転換したことを示唆している。
ゴールデンorデッドが出ただけで動くな
自動車で言うところのメーターみたいなもの。
車のスピードメーターや回転数を見て私たちはアクセルやブレーキを操作して、自動車の進み具合を調整する。
相場でも、一つの指標と取れえて行動したい。
まとめ
- 一定期間を終値を平均して線で結んだもの
- 短期線、中期線、長期線の3パターンに基本的に分類
- サポートラインとレジスタンスラインは現在の相場はどうの向きで推移しているかをみる
- 複数の移動平均線の組み合わせでみるシグナル、ゴールデンクロスとデッドクロス
終わり
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