- アストラ・スペースに関してもっと知りたいと思っている人
- アストラ・スペースの現状に関して知りたいと思っている人
- 今後のアストラ・スペースの発展性に興味がある人
に向けた記事になっています。
ぜひ最後までご覧いただけたら幸いです。

宇宙関連事業に世界中の企業が大きな注目を集めています、土偶です。
そして多くの投資家が資金の流入に関して宇宙に目を向け始めています。
今後の宇宙株に大きな関心を寄せ始めています。
アストラ・スペースは米国のロケット打ち上げ企業。
地上から数百マイルの低軌道を周回する小型の人工衛星の継続的な打ち上げに注力してサービスを提供。
新世代の宇宙サービスをとおして、地球上での生活を向上させることを使命とし、2025年までにロケットを毎日打ち上げることを目指す。
企業概要
社名:Astra Space Inc
所在地:米国 カリフォルニア州 アラメダ
創立:2016年10月(2020年7月上場)
上場市場:NASDAQ
カテゴリ:航空宇宙
CEO: Chris Kemp
従業員数:100人
公式HP:https://astra.com/
2016年10月にChrisKempとAdamLondonによって設立。
ステルススペースカンパニーとしての経歴
再編される以前は、NASA およびDARPAと提携して航空宇宙技術を開発してきた10年以上の歴史を持つ。
Defense Advanced Research Projects Agency(アメリカ国防高等研究計画局)の略称。
軍隊使用のための新技術開発および研究を行うアメリカ国防総省の機関。
前身はARPA(高等研究計画局)。
インターネットの原型となるARPANET(アーパネット)や、自分の位置がわかる全地球測位システム(GPS)などを開発した実績がある。
2019年3月 DARPAが実施する技術開発計画「DARPAローンチ・チャレンジ(DARPA Launch Challenge)」の最終選考に選定。
DARPAは「ヴァージン・オービット、ベクター・スペース・システムズ、非公開の会社の計3社を選んだ」と発表。
創設から3年以上にわたり、公式Webサイトやツイッターのアカウントがなかった。
「ステルススペースカンパニー」として知られていたこの会社は、アシュリーヴァンスによるブルームバーグLPの記事で正式にアストラスペース社として発表。
メディアの取材を一切受けることもなく、ほとんど一切の情報を出さない企業だった。
スペースXをはじめとするさまざまな宇宙企業から技術者を集めていたこと、超小型ロケットを開発していることぐらいしか漏洩はなかった。
2020年 アストラ・スペースは突如として公式サイトの開設やメディアへの露出を開始。

低コストで小型の人工衛星を低軌道(Low Earth Orbit)に打ち上げることを目指す。
Astra Space の企業目的
50を超える打ち上げが契約されており、2021年夏に低軌道への顧客ペイロードを開始。

2025年までに月次、隔週、週次、および日次の打ち上げを目的にしている。
「ロケット」(ロケットという名前のロケット)
全長約13.1m、直径1.3m。
推進剤に液体酸素とケロシンを使う2段式ロケット、地球低軌道に最大630kg、高度500kmの太陽同期軌道に335kgの打ち上げ能力。
低コスト化
1機あたりの打ち上げ価格は約250万ドル。
他社のロケット・ラボの「エレクトロン(Electron)」ロケットは約750万ドルである。
第3世代ロケット LV0006(ロケット3.3)の打ち上げ

ロケット3.3は、5つの電動ポンプ式エンジンを動力源とする第1ステージと、単一の圧送式エーテルエンジンを動力源とする上段で構成。
デルフィン

推進剤はケロシンと液体酸素。
1基あたりの推力は26.69kN。機体にはアルミニウムを使用。
日本時間2021年8月29日午前7時35分 ロケット3.3(LV0006)の打ち上げ
アメリカ・アラスカ州コディアクにある太平洋宇宙港PSCAから打ち上げ。
打ち上げ後1分もたたずに、5つのメインエンジンのうちの1つが停止。
2分30秒後にエンジンを停止させた。機体は高度約50kmに到達。

米国宇宙軍のミッション目標をすべて達成できなかったことは残念ですが、今回のテストフライトから膨大な量のデータを得られました。
今回の試験で得た知見を、現在製造中のLV0007を含む将来のロケットに反映させていきます。
Astraの創業者で会長兼CEOであるChris Kemp
Astraが最後に打ち上げを行ったのは2020年12月のことで、その時の試験打ち上げの1つは宇宙空間に到達したものの、軌道速度にはわずかに届かなかった。
アストラ・スペースの財務
2021 2Q財務ハイライト
純損失 $-31.3M 調整後EBITDA $-21.4M 資本支出 $8.5M EPS $-0.47
市場をリードする推進エンジンの1つであるApolloFusionを買収、市場全体が地球中部、静止軌道、月周回軌道に拡大。
アラメダ工場を現在の3倍の広さ350,000平方フィートに拡張開始。
宇宙事業市場

2018時点で約40兆円の市場が存在官需、放送、地上設備が主要な需要。

まとめ
- 地上から数百マイルの低軌道を周回する小型の人工衛星の継続的な打ち上げに注力
- NASA およびDARPAと提携して航空宇宙技術を開発してきた10年以上の歴史を持つ
- 2025年までに月次、隔週、週次、および日次の打ち上げを目的
- 日本時間2021年8月29日午前7時35分 ロケット3.3(LV0006)の打ち上げ
- アラメダ工場を現在の3倍の広さ350,000平方フィートに拡張開始
- 推進エンジンの1つであるApolloFusionを買収
おわり

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